今回は暗号資産の曜日別の変動傾向を調べたので、共有します!!
どの曜日が上がりやすくて、どの曜日が下がりやすいのかを年別に調べてみました。
該当期間は下記となります。
- 2017年1月~2017年12月末
- 2018年1月~2018年5月末
- 2017年1月~2018年5月末
それでは早速見ていきましょう!
2017年から2018年5月末迄のビットコイン曜日別変動傾向
早速ですが、2017年から2018年5月末までの変動傾向の結果から紹介します!
2017年1月時点から、基本的に暗号資産価格自体は上昇してきたので、全ての曜日のビットコイン上昇確率は58.53%という結果になっています。
なんとその中でもダントツで土曜日に暗号資産価格が上がる傾向がありました!
逆に水曜日は50%を下回り、暗号資産価格が下がる傾向となっています。
これは何故だ…と考えてもこれだけでは何も思いつかなかったので、2017年1月~2017年末迄の価格推移と2018年1月から2018年5月末迄の曜日別傾向を確認してみました!
ちなみに該当期間のビットコイン価格の推移は下記のグラフの通りとなります。
(すいません、ドル表記です…)
2017年1月~2017年末のビットコイン曜日別傾向
皆さんご存知の通り、2017年は暗号資産元年と言われていたことも有り、ビットコイン相場は完全に上昇相場でした。
では2017年のビットコイン価格の曜日別傾向をチェックしてみましょう!
その中で最も価格が上がったのは月曜日でした!
一方曜日別の下落確率が高かったのは、水曜日と金曜日です。(なんと全く同じ確率!)
2017年1月~2018年5月末迄の統計で最もパフォーマンスが良かった土曜日は、67.31%で二番目となっています。
それにしても月曜日のビットコイン価格上昇確率75%はかなりの高確率でしたね。
2018年1月~2018年5月末迄のビットコイン曜日別傾向
2018年のビットコイン価格自体は、下記の通り完全に下落しています。
続いては、2018年以降のビットコイン曜日別傾向です。
なんと2018年以降のビットコイン相場では、2017年に圧倒的確率で上昇していた月曜日が最下位のパフォーマンスとなっています。(上昇と下落の説明が前後してすいません…あまりに驚きだったので…)
そして最も価格上昇確率が高かったのは、土曜日でした!
2018年の曜日別傾向を見ると、週初めの月曜日に価格が落とされて、週の後半に行くにつれて上昇している傾向があると見受けられます。
ビットコイン価格曜日別傾向のまとめ
先ずは今回の検証結果を纏めたいと思います。
2017年
上昇:月曜日
下落:水曜日・金曜日
2018年1月~5月末
上昇:土曜日
下落:月曜日
2017年1月~2018年5月末
上昇:土曜日
下落:水曜日
上記結果から分かる傾向としては、上昇相場の時は週初めの月曜日からビットコイン価格が上昇し、週末にかけて価格が下落している。
そして2018年以降のような下落相場では、週初めの月曜日からビットコイン価格が下落し、週末にかけて価格が上昇している。
この上昇相場と下落相場で週の中で曜日がバラつく理由は何か…
私としては、機関投資家のビットコイン先物の影響があると思います。
2017年の半ばまでは、CMEやCBOEのようなビットコイン先物が出来る取引所はなかったので、それまでの傾向に影響はないですが、これら取引所が出来てからは大口や機関投資家の影響が相当でかいと思われます。
特に2018年の下落相場で曜日別の傾向だけを見て推測すると、週初めに空売りで仕掛けて休日に向けてポジションを解除しているように考えられます。
なぜかというと、通常の暗号資産取引所は年中無休24時間あいてますが、これら取引所は平日しかやっていない為、週末にポジションを跨がない様にしていると思うからです。
という風に勝手に妄想をしましたが、曜日別傾向以外の要素を全く深堀せずに妄想したので参考にはしないでくださいね(笑)
他の要素としては、先物取引での流動性やどの取引所で下落がスタートしているかなど大量にあるので!!
今回の検証結果では投資の判断材料としては不十分ですが、曜日別で大分価格傾向が異なっていたので面白い検証になりましたね!(僕だけですかね…)
各曜日の上昇確率詳細
これまでの情報で曜日別傾向の全体像はご紹介出来たので、ここからは各曜日の上昇確率グラフをお見せします!(ある意味おまけコーナーです!)
月曜日
やはり2017年の上昇相場と2018年の下落相場でここまで顕著に上昇確率が異なると驚きですね。
火曜日
火曜日は当たり障りが無い感じですね…(笑)
水曜日
水曜日は、2017年と2018年の平均値で48.69%と全ての曜日の中で最も上昇確率が低かったです。
上昇相場でも確率が51.92%だった為、皆やる気が無い曜日ですね(笑)
正直なところ理由全く分かりません!!
木曜日
木曜日は2017年から2018年5月末までのパフォーマンスが、全て曜日の中でも2番目でした。
金曜日
金曜日は2017年がビリで、2018年が2番目に良い結果でした。
相場状況によってここまでバラつきがあるのが面白いですね。
圧倒的に強い土曜日のグラフです!!
他の曜日が相場状況によって傾向が相当変わる中、この結果は圧倒的な強さがありますね。
前日の金曜日のビットコイン価格が上昇だった場合と下落だった場合で土曜日にどのような変動をしているか検証したら面白い結果が出そうですね!!
日曜日
暗号資産チャットの世界で日曜日は下がる説がありますが、2017年以降の上昇確率が51.17%と至って50%に近い結果となりました。
この確率は全体だと下から二番目なので、確かに他の曜日と比較するとパフォーマンスが良くないことは分かります。
以上でビットコイン価格の曜日別傾向の検証は終わりです。
最後までご覧頂いた方々ありがとうございます!!