暗号資産取引所の審査を実施?
暗号資産市場は、2017年に入り流動性が増したことで価格変動が非常に激しくなっており、株式投資家やFXトレーダーの方々がこのボラティリティの高さに魅力を感じてどんどん参入してきているようですね。
どの業界、組織でも参加者が増えるとルールも増えるものですが、マウントゴックス社の破綻の件も有ったことで、金融庁による暗号資産取引所の審査が実施されるようです。
2017年4月頃に資金決済法が適用されたのも記憶に新しいですね。
銀行や証券会社では、一定の頻度で金融庁の検査官が検査を実施し、融資の有無や顧客から預かった資産が適切に管理されているかなど多くの事項がチェックされます。
暗号資産取引所も以前国への登録が義務付けられたことから、金融庁が定める顧客保護の基準にて審査が行われるようです。
これは2017年9月末までに実施されるみたいです。
金融庁の審査が与える暗号資産市場への影響は
筆者としては、この審査で顧客保護の面が改善されるので長期的な視点で考えると市場拡大にプラスと考えています。
今後ブロックチェーン技術が普及されて暗号資産価格が上昇する、又はブロックチェーン技術が普及されずに終わるかという根本的な部分を度外視に考えた場合です。
且つ、日本単一の事象なので世界的に同様の管理体制が敷かれる必要もあると思います。
どの取引所が審査を通過できるかなど不透明な部分が多く、一時資金を撤退する参加者もいることが予想できるため短期で価格が下落することも<spanclass=”black b”>十分に考えられます。
更に2017年8月1日にはビットコインのハードウォーク(又はソフトウォーク)の件もあるので、今後二ヵ月間は特に相場から目が離せませんね!!