日経平均株価などの金融商品には、様々なアノマリーが存在します。

 

今回日経平均株価(225)が曜日別にどのように変動しているかの検証したので、共有させていただきます!
上がりやすい曜日はいつか、そして下がりやすい曜日はいつか等を具体的にお伝えします。

 

今回使用した日経平均株価の期間は、2014年1月5日から2018年5月31日迄となります。
更にこの期間の中で、3つに分けて検証しました。

 

内容としては以下の通りです。

 

・2014年1月5日から2018年5月31日迄
・2017年1月初日から2017年末迄
・2018年1月初日から2018年5月末迄

 

検証期間によって傾向が異なり、且つ直近のトレンドも分かりやすくする為、検証期間を3つに分けました。

 

そして更にこの3つの期間の中でも2つのパターンに分けてあります。

 

検証1.特定の曜日の始値と終値の比較(市場開始時間9時に日経平均商品を買って、市場が閉まる15時に売った場合)

検証2.特定の曜日の前日終値と特定曜日の終値の比較(特定曜日前日の市場が閉まる15時に買って、特定曜日当日の市場が閉まる時間に売った場合)

 

前置きが長くなってしまいましたが、曜日毎の傾向をチェックして見ましょう!

 

月曜日の変動傾向

それでは、初めに月曜日の検証1の結果から見てみましょう。
(月曜日の始値と終値の比較)

 

検証1
日経平均株価の月曜日変動傾向 始値-終値

月曜日の結果は、ひどいですね…最も長期間の2014年からの統計の場合、5つの曜日の内最下位という結果となっています。

特に2017年以降の月曜日のパフォーマンスは30%台になっているので、約二年間のトレンドとしては、日経平均株価が下がりやすい傾向があると言えるでしょう。

 

勿論、直近二年間のパフォーマンスが下落傾向だとしても、この材料だけで空売りをするのは材料不十分ですが…

 

検証2
続いて、検証2の結果を見ていきます。
(特定の曜日の前日終値と月曜日の終値の比較)

 

日経平均株価の月曜日変動傾向 前日終値比

 

これは意外な結果でしたが、どの期間でも上昇していました。

 

検証1での特定曜日の変動率では、パフォーマンスが悪かったですが、前日比だとパフォーマンスが良いです。

 

2018年の上昇確率60%は、投資する材料としては不十分ですが中々な高確率ですよね。

 

ここで注意点を伝えますが、月曜日の場合、前日にポジションを持つことは休日を跨ぐことになるのでリスクがあります。

 

火曜日の変動傾向

検証1
日経平均株価の火曜日変動傾向 始値-終値

 

最も長期間の2014年からの統計の場合、2位となりました。

 

特に2018年の上昇確率は57%となっており、そこそこの結果かと思います。

 

しかし、2017年は47%と上昇率が50%を下回っているので、年によってマイナスになってしまいますね…

 

検証2
日経平均株価の火曜日変動傾向 前日終値比

 

検証2のパターンでは、長期で5パターン中最下位の結果となりました。

 

2018年のパフォーマンスとしては2位だった為、今年のトレンドとして火曜日は前日比で株価が落ちるとは言えないですが、年によるバラツキが非常に激しい印象ですね。

 

やはり相場を読むのは難しいというのが、この結果で際立ちますね。

 

水曜日の変動傾向

 

検証1
日経平均株価の水曜日変動傾向 始値-終値

 

これは… いうまでもなく悪い結果ですね…

 

全ての期間において50%を下回ってます。特に2018年は30%と直近のトレンドとしては非常に悪いですね。

 

逆に空売り目線の場合、70%の確率となるので他の材料も調べた上で投資を行うのは有りかもしれないです。

 

検証2
日経平均株価の水曜日変動傾向 前日終値比

 

水曜日の検証2としては、長期間で52.51%と4位の結果となりました。

 

検証1と同じく2018年がひどいことになっており、ここまで顕著に水曜日が下落するのは結果としては面白いですね。

 

2018年は検証1と検証2の両方でここまで結果が悪いとなると、何か水曜日に行われているのかって思ってしまいますが、調べても分かりませんでした。

 

これぞ、THEアノマリーって思いました!

 

木曜日の変動傾向

 

検証1
日経平均株価の木曜日変動傾向 始値-終値
木曜日の長期上昇確率は43.64%で、全ての曜日の中で最下位となりました。

 

しかし、2018年は61.9%と最も良いパフォーマンスとなりました。

 

人によって投資材料を見る上での期間が異なるので、長期データに基づく人には悪い材料ですが、直近のトレンドに基づく人には良いでしょう。

 

検証2

日経平均株価の木曜日変動傾向 前日終値比

 

検証2での木曜日の長期結果は、54.55%と2位の結果となりました。

 

全期間で50%を上回っており、2018年の結果としては1位のパフォーマンスです。

 

2018年のパフォーマンスでは、検証1と検証2の両方で60%を超える結果となっています。

 

水曜日のパフォーマンスが非常に悪かったので、木曜日で反発という解釈が出来ますね。

 

金曜日の変動傾向

 

検証1
日経平均株価の金曜日変動傾向 始値-終値

 

検証1での金曜日の上昇確率は53.18%と1位の結果となりました。

2017年の結果も同様に最も良いパフォーマンスになっています。

 

しかし、正直なところ一位のパフォーマンスで53.18%なので、長期での材料としては全く役に立たない印象です…

 

 

検証2
日経平均株価の金曜日変動傾向 前日終値比

 

検証2での金曜日の上昇確率は56.36%と、検証1と同様に最も良いパフォーマンスとなりました。

 

全期間で55%前後となっているので、長期、短期の両方の視点で見た場合でも上昇確率が高い結果です。

 

 

まとめ

今回の検証によって複数期間での日経平均株価の曜日傾向が分かりました。

 

検証1の当日の始値と終値を比較した場合、金曜日が最もパフォーマンスが良く、木曜日が最も悪い結果となりました。

 

検証2の前日の終値と当日の終値の比較の場合、金曜日が最もパフォーマンスが良く、火曜日が最も悪い結果となりました。

 

結果的に投資の判断材料としては、確率的に不十分となりましたが、年別に見ていくと確率にバラつきがあって面白いですね。

 

日経平均株価のアノマリーはいくつも存在しますが、曜日別のアノマリーとして少しでも皆さんに役立つ情報となれば嬉しいです。(自分でエクセルで計算したので間違っていたらご指摘お願いします…)

 

ちなみに日経平均株価の月別傾向が知りたい方は、下記リンクから別記事にをご覧ください!

 

日経平均株価(225)の月別変動傾向 / 季節性アノマリー

 

下記は、全ての曜日の上昇確率をまとめた表なので、ぜひチェックしてみてください!

 

検証1
日経平均株価の曜日別上昇確率

検証2
日経平均株価の曜日別 前日比上昇確率

 

最後まで見て頂いた方々、ありがとうございました!!