ストキャスティクスの見方・使い方

ストキャスティクスは1950年代にジョージ・レインによって考案されたテクニカル分析です。

 

FXや株でトレンドがないレンジ相場の際、売られすぎや買われすぎを判断する逆張り用(オシレータ系)のテクニカル分析として使用されています。

 

ストキャスティクスは高値・安値・終値の3種類を使って生成されている指標で、過去における高値・安値に対して、当日の終値がどのような位置にあるのかを見ます。

 

%K(短期線)、%D(中期線)の2本の線を使って逆張り的に売買タイミングを探ります。

 

下記はストキャスティクスで使用される%Kと%Dの計算式です。%K=(今日の終値-過去n日間の最安値)/(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)

 

%D=(n日間ストキャスティクスの分子のm移動平均)/(n日間ストキャスティクスの分母のm日移動平均)

 

ストキャスティクスとは / 使い方・見方 / テクニカル分析
 

ストキャスティクスの売買サイン

ストキャスティクスでの買いサイン
1. %K・%Dが、15%~30%以下の場合。(売られすぎ)
2. 株価・為替レートが15%~30%を割った後、%Kが%Dを下から上抜いた時。
3. 株価・為替レートが安値を更新している際に、%Kや%Dが前回安値を下回らない時。
4. %Kが%Dとクロスし、%Kが%Dを上抜く時。

 

ストキャスティクス売りサイン
1. %Kと%Dが、70%~85%以上の場合。(買われすぎ)
2. 株価・為替レートが70%~85%を割った後、%Kが%Dを上から下に割り込む時。
3. 株価・為替レートが高値を更新している際に、%Kもしくは%Dが上から割り込む時
4. %Kが%Dとクロスし、%Kが%Dを割り込む時。

 

ストキャスティクスの見方

一定範囲の中で上下する数値を見て、買いサイン・売りサインを見つけるというのがオシレータ系指標です。

 

ストキャスティクスは、他のオシレータ系と同様、ボックス相場(レンジ相場)に威力を発揮する分析手法ですが、上下に強いトレンドが発生している状況の場合、売買サインでダマシが発生しやすいので注意が必要です。

 

又、オシレータ系のテクニカル分析全般に言えることですが、強いトレンドが発生した時に上下に張り付いてしまい機能しなくなるのでトレンド系のテクニカル分析と合わせて使用するといいでしょう。

 

ストキャスティクスの注意点

ストキャスティクスは上記で説明してきた通り、逆張り用のテクニカル分析の為、利益確定を素早く行うことが重要です。

 

レンジ相場では、レンジの幅によって利益の取れ幅が異なるので先ずはラインを引いてレンジの大きさを確認するといいでしょう。そのレンジの幅に応じて利益確定ポイント(15%~30%・70%~85%)を決めないと、利益獲得機会を逃してしまう可能性が高くなります。

 

どの相場でもいえることですが、特にレンジ相場での取引では、トレンド相場に比べて一回で獲得可能な利益幅が狭いので、スプレッドの少ないFX業者を使用すると良いでしょう。