経済指標発表の相場への影響

世界的に注目される経済指標の発表時は、為替相場などが大きく動きます。

 

経済指標の数字は、プラスであれば上昇するというようなものではなく、「事前予想に対して結果がどうだったか」が大きく影響します。

 

世界の基軸通貨である米国の経済指標が、やはり市場への影響が大きいです。そんな中でも下記3つの経済指標は非常に重要な為、しっかりと覚えておきましょう。

 

1. 雇用統計

発表時の為替市場は大きく変動する。

 

為替相場だけでなく、金融市場の毎月恒例のビックイベントと呼ばれてます。
発表日は毎月第一金曜日で、雇用統計の中でも特に非農業部門雇用者数と失業率が注目されます。

 

雇用統計発表時は一瞬にして1円(100Pips)以上変動することも多く、動いた方向に乗れば大きく利益をとれます。
その反面、逆にポジションをもっていた場合、大損失してしまう可能性があるので注意しましょう。

 

基本的に雇用統計発表の際は、事前にポジションを解除しとくのが良いでしょう。

 

2. FOMC (金融政策&声明発表)

FOMCとは「連邦公開市場委員会」のことで、FRB(米連邦準備制度理事会)の理事や地区ごとの連邦準備銀行総裁で構成されており、
アメリカの金融政策を決定する最高意思決定機関です。

 

FF金利の誘導目標値の動きに最も注目が集まり、約6週間毎(年間8回)に開催されています。
こちらも為替市場に大きな影響を与えるので、確実に抑えておきたいイベントです。

 

ユーロ圏ではECB制作理事会、日本では日銀金融政策決定会合がFOMC同様に注目するべきものです。

 

3. GDP (国内総生産)

GDPは景気動向の総合的判断に使われており、各国で新たに生産された財やサービスの付加価値の総額となります。
その為、中長期的な経済動向をつかみやすい指標です。

 

四半期ごとに発表されており、速報値 → 改定値 → 確定値と毎月3回発表されます。

 

特に為替市場にインパクトが大きいのは「速報値」と言われてます。
もちろん改定値や確定値も大きく影響を与えるため、しっかりと意識はしておきましょう。

 

米国はほかの国より1ヵ月発表が早く、下記の通りとなるのでしっかり覚えておきましょう。

 

第一四半期を例にすると、速報値:4月 → 改定値:5月 → 確定値:6月となり、この流れが四半期分続くことになります。

 

他にも経済指標は沢山ありますが、これら3つの経済指標は非常に重要性が高いのでしっかり覚えておきましょう。