ダイバージェンスとは

ダイバージェンスとは、英語で「相違がみられる」を意味しており、日本語でいう逆行現象となります。

 

為替相場でのダイバージェンスは、オシレーター系のテクニカル分析に見られる現象で、あるテクニカル分析と実際のレートが逆に動く状態を指し、トレンド転換サインとして知られています。

 

例えば、ローソク足の高値が切り上がっている上昇トレンドにも拘わらず、オシレーター系のテクニカル分析では高値が切り下がっている状態があります。

 

その逆もしかりで、ローソク足が安値を下げている状態で、オシレーター系テクニカル分析が安値を切り上げている場合もダイバージェンスに該当します。

 

一般的にオシレーター系のテクニカル分析は、トレンド分析に不向きといわれてますが、ダイバージェンスを使用すればオシレーター系でもトレンド転換でのトレードを行えるということになります。

 

ダイバージェンスの例

RSI ダイバージェンス / テクニカル分析 / FX

 

上記チャート画像では、RSI(9)をテクニカル分析として使用しています。

 

チャートではローソク足が下降トレンドの状態で、RSIが上昇している際のダイバージェンスとなっています。このようにダイバージェンスがトレンドの最終局面で出現しやすく、トレンド転換を読むのに使用されます。

 

ダイバージェンスで使用される主なオシレーター系テクニカル分析

ダイバージェンスでは、一般的に下記3種類のオシレーター系テクニカル分析が使用されます。
 

・RSI
・MACD
・ストキャスティクス

 

条件

RSI・MACDでは、基本的に下降トレンド時は30以下、上昇トレンド時は70以上でダイバージェンスが発生した時をトレンド転換ポイントとします。

 

ストキャスティクスでは、20以下、80以上を基準とします。ダイバージェンスの発生頻度は、オシレーターの設定値によって変わってきます。

 

下記がRSIを例としたものとなります。

 
・RSI「9」
ダイバージェンスの発生頻度が高いものの、フェイクも発生しやすいです。

 

・RSI「14」
RSI「9」と比較してフェイクが発生しにくいですが、トレンド転換時にダイバージェンスが発生しないことがあります。

 

ダイバージェンスの注意点

ダイバージェンスはトレンドの転換ポイントを示す指標となりますが、強いトレンドが発生している時はダイバージェンスが発生し続けることがあるので注意しましょう。

 

強いトレンドへの逆張りは、トレンドが転換しなかった場合に大きく損失を出してしまう可能性があります。その為、ダイバージェンスだけでは不十分な点もあるので、相場の全体的なトレンドやレンジ(レジスタンス・サポート)等を把握して、別の根拠と併用する様にしましょう。

 

ダイバージェンスのまとめ

・ダイバージェンスは、オシレーター系のテクニカル分析を使用してトレンドの転換ポイントを示す現象。
・強いトレンド発生時はあまり機能しない。他のテクニカル的根拠と併用してしようする。

 

ダイバージェンスは絶対的なトレンド転換ポイントではないですが、非常に使えるテクニカル根拠です。オシレーター系のテクニカル分析を使用してトレードしている人は、トレード手法の一つとしてインプットしておくといいでしょう。