エクセルとMT4を使用して過去の相場を分析してみよう

FXや株式投資など、金融取引を行う人であれば相場分析を行うことがあるかと思います。皆さんお馴染みのエクセルを使用することにより、この相場分析やシステムトレードの開発まで行うことが出来ます。

 

本ページではFX取引を行う人向けに、ドル円の一日の変動幅の検証方法を説明します。勿論、今回は王道のドル円を使用して説明しますが、MT4では為替だけでなく貴金属などの商品先物のデータもあるので、色々と応用が可能です。

 

MT4で過去の為替データを入手する方法

近年、過去の為替レートや株式指標は無料サイトからダウンロード出来たりなど様々な方法がありますが、今回はMT4を情報のソースにします。

 

MT4内のツールボタンを押すと、ヒストリーセンターというボタンが現れるのでクリックします。すると下記のように取扱い通貨ペア一覧が出てくるので、対象通貨を選択します。

 

今回はドル円(USDJPY)の一日の変動幅を分析するので、USDJPYの日足を選択します。

 

最後にエクスポートをクリックし、csv形式でダウンロードすることによりエクセルで使用できます。

流れ:「ツール ⇒ ヒストリーセンター ⇒ 通貨選択 ⇒ 時間軸選択 ⇒ エクスポート」

MT4 / ヒストリーセンター

 

上記手順で進み、MT4からエクスポートされたデータを開くと、下記画像の7列のデータが表示されます。

ドル円 / MT4ヒストリーデータの見方

 

このデータは左から日付・時刻・始値・高値・安値・終値・出来高で構成されています。その為、分析に必要な項目以外を削除して、情報を整理します。今回はドル円の一日の変動幅を検証するので、日付・高値・安値の3項目のみを残します。

MT4ヒストリーデータ / 必要な項目以外の削除

 

次に今回の検証期間を2012年~2016年の5年間に設定する為、不要な日付(行)を削除します。そして高値と安値を使用して一日の変動幅を算出します。

 

変動幅の検証なので、絶対値表示にする関数「=ABS(高値 - 安値) 」を入力します。これによりマイナス表示がなくなり、全てプラス表示になります。

MT4ヒストリーデータで一日の変動幅を算出

 

一日の変動幅の最大値・最小値・平均値を算出

上記工程で必要なデータは揃いました。次に変動幅の最大値・最小値・平均値を下記関数で算出します。

 

最大値: =MAX(D2:D1311)
最小値: =MIN(D2:D1311)
平均値: =AVERAGE(D2:D1311)
※上記D1311は検証する日数によって変動します。

 

為替レート変動幅算出 最大値・最小値・平均値

 

最大値や最小値、平均値の算出が出来ましたら最後に度数を算出しましょう。これにより変動幅の細部まで理解することが出来ます。

 

度数の計算にはFREQUENCY関数を使用します。

 

先ずはどの度数を求めるかを決めて入力します。
今回は1円毎の度数を求めてみました。

 

関数: =FREQUENCY(D2:D1311,F11:F20)
※Ctri + Shiftを押したままEnter

 

為替レート変動幅算出 / 度数

 

Enterを押すと下記のように度数が表示されます。

 

為替レート変動幅算出 / 度数2

 

これで度数も算出されて検証完了です。

 

このような方法で通貨や指数等、様々な数値を検証するとより相場を理解できると思います。

 

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