バルサラの破産確率とは

FXや株式投資、先物取引などの金融投資をしている方はバルサラの破産確率を覚えておくと非常に役立ちます。

 

バルサラの破産確率は数学者ナウザー・バルサラという人物が考案した計算方法で、これを投資に生かすことで「あるトレード手法において将来どのくらいの確率で破産するか」を求めることが出来ます。

 

その為、新しいトレード手法を考えた時にその手法の収益性を調べる上で有効な計算方法です。

 

早速バルサラの破産確率表を見てみましょう。

 

バルサラの破産確率表

 

確率表に表示されてる%の数値は破産する確率なので、100%の場合、100%の確率で破産するという意味になります。

 

初めて破産確率表を見た人は驚きになるかと思いますが、勝率が50%でペイオフレシオが1の場合、破産確率が99%もあります。その点を考慮して手法を考えないといけません。

 

確率表を細かく理解するのに下記4つの数値を覚える必要があります。

 

・破産確率の目安
・勝率
・ペイオフレシオ
・リスク資産

 

破産確率の目安

破産確率の目安としては、「1%以下」が良いとされています。
その為、勝率が50%だとペイオフレシオが2以上でないといけません。

 

ちなみに専業トレーダーの方だと勝率50%~70%位の方が多いようです。

 

勝率

読んで字のごとく勝率となります。

 

計算式は「勝ちトレード数 ÷ 総トレード数」で算出できます。

ペイオフレシオ

ペイオフレシオは「損益率」や「リスクリワードレシオ」とも呼ばれていますが、勝ちトレード時の利益と負けトレード時の損失のバランスを表します。

 

ペイオフレシオの算出方法は、初めに下記二点を求めます。

 

1.勝ちトレードでの利益合計 ÷ 勝ち数
2.負けトレード時の損失合計 ÷ 負け数

 

その後、上記「1 ÷ 2」を計算することで求められます。

 

トレードルール上、利益幅と損失幅のが全く同じ人であればペイオフレシオが1となり、損小利大のトレード手法をしている人であれば、ペイオフレシオは2や3など大きくなります。

 

リスク資産

リスク資産とは、投資家の口座全体の資金に対する一回のトレードの損失額の比率を表します。

 

上記破産確率表では、リスク資産を10%としています。その為、100万円の資産に対して10万円(10%)を一度のトレードの最大損失額とした例です。

 

元々ルールとしてリスク資金を決めてない方は、「過去のトレードの合計損失額 ÷ 過去のトレード回数」で算出出来ます。

 

一般的にはリスク資産は1%~5%にするのが望ましいとされています。

トレードへの活用

このバルサラの破産確率は「永遠に同手法でトレードをしたとき」の確率となります。その為、バルサラの破産確率は非常に参考にはなりますが、そこまで破産確率囚われる必要は無いと思います。

 

損益幅は指値等で決められますが、勝率に関しては相場状況によって大きく変わってきますので…。

 

しかしながら勝率50%では破産してしまうなど、参考にはなるかと思いますので、
ぜひ日々のトレードに生かしてください。