「将来の値上がりに期待して様々な草コインを購入したい」人向けに、取扱い暗号資産数が多い海外取引所をご紹介します。
暗号資産取引所を選ぶポイント
先ず初めに暗号資産取引所を選ぶときに考えるべきことをお伝えします。
暗号資産取引所を開設するときは、目的別に取引所を選ぶ必要があります。
ポイントとしては以下の通りとなります。
このように暗号資産取引といっても目的によって最適の取引所が異なるので、これらを明確化して目的にあった取引所を開設することをオススメします。
冒頭で説明した通り、ここでは多くの草コインを購入したい人向けに海外取引所をご紹介します。
海外取引所と国内取引所を比較
海外取引所を使用する人は、国内取引所と比べてどのようなメリットとデメリットがあるかを理解することをオススメします。
海外取引所のメリットとデメリットを纏めると以下の通りになります。
・日本語非対応の取引所がある
・セキュリティ面で不安がある
海外取引所のメリット
メリットとしては、取扱い通貨数が多いことに尽きます。
世界全体で2000種類以上の暗号資産が存在すると言われていますが、国内の暗号資産取引所では、「匿名通貨の取扱いを行わない」など、日本としての規制によって取引が行える暗号資産が限られています。
国内取引所ではトークンを含めて、20種類以上の暗号資産を扱っている取引所は現状存在しません。
海外取引所では、100種類以上の暗号資産を扱っているところが多く存在するので、草コインを購入したい人は、海外取引所を使用することをオススメします。
海外取引所のデメリット
日本人が海外取引所を使用する場合、一番ネックになるのがセキュリティ面かと思います。
所在地がハッキリしていない取引所なども多数あるので、しっかりと情報を掴んでから取引を行うことが大事です。
草コインについては、少ししか取引が行われていない通貨も存在するので、購入してから数か月後には売り手がいないという事態もあるので、少額でラッキーパンチを狙う程度で買いあさるのが賢明かと思います。
基本的に全ての海外取引所では、日本語入金が行えない為、国内取引所でビットコインなどの基軸通貨を購入し、海外取引所に送金を行うことになります。
日本語に対応していない取引所も多数存在するので、英語が苦手な人は事前に調べておきましょう。
海外取引所とは若干話が異なりますが、草コインは価値がなくなるものが90%程度と言われています。
その為、草コインに全額投入などは、非常にリスクが高いので余剰金で取引を行うことをオススメします。
BINANCE(バイナンス)
2017年に香港で誕生した暗号資産取引所で、誕生して間もないですが、世界トップクラスの取引量と登録者数を誇ります。
代表取締役のチャオ・チャンコン氏は、人気海外取引所のOKCoinの共同設立者ということも有り、暗号資産界隈では有名な起業家です。
その規模の大きさや知名度から安心して使用できる海外取引所かと思います。
日本語にも対応している為、日本人投資家にも使いやすく、セキュリティ面でも悪評が特にないのでオススメの海外取引所となります。
取扱い通貨は、100種類以上と豊富な上、Binanceに上場する暗号資産は一度上昇すると言われるほど重要な取引所として知られています。
他の海外取引所と取扱い通貨数を比較すると決して多くは無いですが、Binanceに上場しているコインで十分と言えます。
・世界トップクラスの規模を誇る海外取引所
・日本語にも対応
・手数料が0.05%で安い(BNBトークン経由)
※BNBトークン(バイナンストークン)
Binanceが発行する取引所トークンで、手数料の割引や上場通貨の投票に利用できます。
トークンの価値上昇を狙った保有も可能です。
Huobi(フオビー)
2013年9月創業の中国系暗号資産取引所で、世界最大級の取引量を誇る巨大暗号資産取引所です。
かつては、中国の三大取引所と言われていましたが、中国国内での暗号資産規制により、拠点を香港とシンガポールに移されました。
日本にも支社がある為、日本語にも対応しており、SBIホールディングスとも提携をしていたので、取引所の安全性やセキュリティにも定評があります。
取扱い通貨数が100種類以上と豊富な為、草コイン(マイナーコイン)購入にオススメの暗号資産取引所です。
・世界トップクラスの規模を誇る海外取引所
・日本語にも対応
Cryptopia(クリプトピア)
2014年にニュージーランド企業により設立された暗号資産取引所で、取扱い通貨が500種類以上という圧倒的な通貨数を誇ります。
取扱い通貨数が世界トップクラスの暗号資産取引所として有名で、ICO直後の無名コインを購入することが可能となっています。
しかし、取引所の運営元やセキュリティ体制などの情報があまりない為、安全性が懸念点としてあります。
取引所の流動性としては、100位内には入っていますが、通貨によっては全然取引が行われていない通貨があるので、購入後に売れなくなるコインも存在します。
宝探し感覚で草コインを少額投資する方のみにオススメです!
・取引手数料が安い
・日本語非対応
CoinExchange(コインエクスチェンジ)
暗号資産取引所の中でトップクラスの取扱い通貨数を誇る海外取引所で、なんと500種類以上の通貨を取引出来ます。
ICO(資金調達)が完了後、無名の暗号資産が直ぐに市場へと流れるのがCoinExchange(コインエクスチェンジ)という位置づけになっています。
CoinExchange(コインエクスチェンジ)は、無名通貨が多いので宝探しが出来る部分がメリットですが、もちろんデメリットも存在します。
代表者や所在地の正確な情報が流れていないので、取引所の安全性という面で不安な点があります。
取引所での流動性(取引量)も100位以下と、世界の取引所の中では少ない方となります。
その為、宝探し感覚でいくつかの無名コインを少額購入するぐらいの感覚で使用するのが良いと思います。
・取引手数料が安い
・日本語非対応
・取引所全体の流動性が低い
Yobit(ヨービット)
2014年にロシアで設立された暗号資産取引所で、300種類以上の通貨を取り扱っています。
暗号資産の取扱い数としては、海外取引所の中でもトップクラスですが、所在地等の情報が流れていない為、セキュリティ面で不安があります。
その為、少額で草コインを漁る程度で使用したい人向けの海外取引所です。
・日本語非対応
・手数料が高め(0.2%)
Bittrex(ビットレックス)
2014年にアメリカで設立された暗号資産取引所で、200種類以上の暗号資産を扱っています。
2018年5月にハッキング被害を受けており、その後管理体制が厳しくなりました。
二段階認証を済ませていないと、1日1BTC程度しか出金できないので、大量の資産を盗まれるリスクが低くなっています。
一度ハッキング被害を受けているので、セキュリティ面では不安要素があるので、草コインを少量購入する程度で使用するのがよいでしょう。
・日本語非対応
海外取引所に暗号資産を送金
海外取引所に暗号資産を送金するときは、とにかく手数料が安い国内取引所を使用することをオススメします。
送金だけに使用するのであれば、保管する期間も短い為、セキュリティ面を気にする必要もありません!
当サイトで手数料が安い国内取引所をまとめたので、ぜひ下記からチェックしてみてください。
暗号資産取引所を手数料とスプレッドで比較したランキング
草コインを購入した後は、ウォレットに保管することも視野に入れておきましょう。
草コインによっては、ウォレットで対応していないものもありますが、対応しているものは極力ウォレットで保管することをオススメします。
ウォレットについても別記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
海外取引所で取引されている草コインは、今後価値がどうなるか全く分からないものが多い為、しっかりとリスク管理をして取引を行いましょう。