BitMEX取引所は、暗号資産でのレバレッジ取引を行う人にとって最大級にメリットがある取引所だと思うので詳しく紹介します!
香港に拠点を置く暗号資産取引所ですが、日本語対応もしており使い勝手の面でも日本の取引所と変わらない状態です。
本記事では、BitMEXに興味がある方向けにBitMexの登録方法からメリット、デメリットなどを徹底的に解説します!
早速登録をして使いたいという方は下記リンクから登録をすると取引手数料が6ヶ月間10%割引となります!!
BitMEX(ビットメックス)暗号資産取引所とは
BItMEXとは、香港に拠点を置く暗号資産取引所です。
セーシェル共和国の設立法人である「HDR Global Trading Limited」の完全子会社で、正式名称は「Bitcoin Mercantile Exchange」といいます。
業界トップクラスの高レバレッジを設けており、暗号資産でのレバレッジ取引(FX)を行う人の中で非常に人気のある暗号資産取引所です。
BitMEXのメリットとデメリット
暗号資産のレバレッジ取引を行う方にとっては、メリットが際立ちます!
メリット
最大レバレッジが100倍
BitMEX最大の特徴は、業界トップクラスの高レバレッジと搭載している点です。
本取引所でXBTUSD(ビットコイン)の取引を行う場合、最大100倍のレバレッジ取引を行うことが可能です。
(もちろん100倍のレバレッジで取引を行うのは、ハイリスク・ハイリターンなのでしっかり戦略を練ってトレードを行う必要がありますが…)
レバレッジ100倍の取引を簡単に説明すると、1BTCを担保にすることで100倍の100BTCの取引を行えるということです、
仮に1BTCの価格が100万円の場合、1億円分の取引を行うことになります。その為、1%程度の値動きでロスカットになるので、実際には100倍の取引はほとんどの確率でロスカットになってしまいます…
なのでトレード戦略に合わせたレバレッジコントロールが重要ですね!!
ビットコイン以外のアルトコインもレバレッジ取引が可能ですが、レバレッジの最大倍率が異なるのでそれぞれチェックが必要です。
追証無しのゼロカットシステム
私としては、全ての金融商品のレバレッジ取引において本制度は絶対的に必要だと思っています!
よく高レバレッジのFX取引では「借金を背負って相場から退場」という事が言われてますが、それはゼロカットシステムの有無によって天と地の差が起きます。
ゼロカットシステムが導入されている取引所では、口座に入れている金額以上の損失は発生しません!
逆にゼロカットシステムが無く、追証制度が有る取引所では相場が急変動した際に口座残高以上の損失を負い借金となることがあります。
以前暗号資産FXで借金を背負ってしまった人のツイートが話題になりました。
借金を背負ってしまった方は、ビットフライヤーFXで追証450万円の支払い義務を負ってしまったのです。
経緯としては、ビットコインFXで172万/BTCで30枚をロング(買い)でエントリーし、125万円/BTCで強制ロスカットと食らったそうです。
それにより証拠金がマイナス450万円となり、3日以内に支払う様命じられたとの事です。
このようにゼロカットシステムを導入していない暗号資産取引所でのレバレッジ取引は危険なので注意しましょう。
暗号資産取引で借金を背負ってしまう仕組みと対策については別記事でより詳細を解説しているので、興味がある方はチェックしてみてください。
レバレッジ取引での取り扱い通貨ペアが豊富
- ビットコイン(XBT)/米ドル(USD)
- イーサリアム(ETH)/XBT
- カルダノ(ADA)/XBT
- ビットコインキャッシュ(BCH)/XBT
- リップル(XRP)/XBT
- ライトコイン(LTC)/XBT
- EOSトークン(EOS)/XBT
流動性が高い
BitMEXは、他の取引所と比較して取引量が多い為、取引の板が厚くなっています。
この板の厚さは金融取引では重要で、もし板が薄い状態(注文が少ない)だと、買いと売りで金額が大幅にずれてしまいます。低い流動性は価格の乱高下の原因にもなります。
メイカー手数料がマイナス(受け取り)
BitMEXでは、メイカー手数料がマイナス(受け取り)に設定されているので、高レバレッジで取引する際のエントリーがしやすくなっています。
メーカー手数料の意味ですが、指値注文で板に注文を入れることを指します。
なので、エントリーした時は手数料を取られずに、むしろ多少手数料のバックが発生することになります。
メイカー手数料が高い取引所の場合、レバレッジに合わせてエントリーの時に証拠金が減らされてしまう為、資金を圧迫します。
デメリット
私が思うデメリットは二点あります。
BitMEXの回し者ではないので、デメリットについてもしっかりとお伝えしたいと思いますw
テイカー手数料がやや高い
メリットの部分でお伝えした通り、BitMEXではメイカー手数料がマイナス設定となっている為、指値注文でのエントリーは有利となっています。
しかしテイカー手数料は多少他社よりも高く設定されています。
このテイカー手数料とは、成行で注文することを指します。
例としては、指値で買いエントリー(メイカー手数料)後、成行注文で売り注文(テイカー)すると売った時に手数料が取られます。
BitMEXではテイカー手数料がやや高めに設定されていますが、板が厚い分売り買いのスプレッドが狭くなっているのでそこまで気になるレベルではありません。
日本円での入金が出来ない
BitMEXでは、全ての取引がビットコイン建てとなっている為、入出金共にビットコインに限られます。
この点は、若干面倒くさいと思う方がいるのではないかと思います。
日本円でビットコインを入手し、BitMEXに送金する際は、ZAIF取引所がお勧めです!
理由としては、ZAIF取引所もメイカー手数料がマイナス設定となっている為、ビットコインの送金手数料のみでBitMEXへ入金出来ます。
BitMEXへの登録方法と使い方
BitMEXへの登録に必要なのは現状メールアドレスのみとなっているので、手続き自体は数分で終わります!
今なら当サイト経由で登録を行うと取引手数料が半年間10%割引となります!!
現状本人確認書類の提出などが必要とされていないのは海外取引所の特徴ですね!
BitMEXの公式リンクへいくと下記画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
登録完了画面が表示され、記入したメールアドレス宛にメール送付が行われたことが確認出来ます。
メールを開くと下記画面が表示されるので、メールアドレス検証ボタンを押します。
すると下記取引画面が表示されるので、これで登録は完了です!
二段階認証機能もある取引所なので、しっかり設定しておきましょう!
入金と出金
上述した通り、BiyMEXでの入金はビットコインのみとなっています。
ビットコインを所持していない人は国内取引所でビットコインを日本円で購入し、BitMEXに送金しましょう。
注文の種類
BitMEXでは、他の取引所と若干異なり、三種類の価格が表示されています。
取引価格
これはBitMEXの取引所内での直近価格です。取引を行う際はこちらの価格で売買を行います。
インデックス価格
その名の通りインデックスとなっており、海外取引所のBitstampとGDAXの取引価格を参照しています。
チャートでは、BXBTと記載されています。
マーク価格価格
こちらはインデックス価格とFunding手数料を使用して計算された価格となっています。
つまりは、レバレッジの計算、含み損益、ロスカットの執行基準になる価格です。
マーク価格の計算式は下記となります。
Funding Basis = Funding Rate * (Time Until Funding / Funding Interval)
Fair Price = Index Price * (1 + Funding Basis)
本価格が清算価格(Liquidation Price)に達した時にロスカットが執行されます。
しかし、マーク価格と異なった価格でロスカットが行われるときがあるので注意が必要です!
ロスカット時の決済は板に並んでいる注文から行われるので、マーク価格と直近価格が乖離しているときは気をつけましょう。
レバレッジの表記
BitMEXでのレバレッジの表記は以下のようにCross(クロス)と倍率指定があります。
Cross(クロス)がデフォルトの設定となっており、この設定では最大レバレッジが適用された状態となります。
その為、証拠金維持率の計算に全ての口座残高が用いられます。
倍率指定の場合は、自身の取引手法に合わせて倍率を計算しましょう!
まとめ
BitMEX取引所の詳細をお伝えしましたが皆さんどのような印象を持ちましたか?
私としては、本取引所は高レバレッジにも関わらず追証無しという点が非常に魅力的です。
追証無し(ゼロカットシステム有り)というのは、レバレッジ取引を行う上で本当に大事だと思ってます。
なので為替取引(FX)を行う際も必ず追証無しの取引所を使っています!!
ちなみにFXの場合、国内FX取引所ではゼロカットを導入している会社がないので、海外業者のみの取扱いとなります。
その中でもXM社がオススメなので、FXや株価指数、コモディティ取引を始める方はぜひ使用してみてください!